ML Study Jams 初心者向けコースをやってみました

ML Study Jamsとは

Googleが提供しているMachine Learning (機械学習) の無料のトレーニングプログラムです。

ML Study Jams : Machine Learning トレーニングプログラム
https://events.withgoogle.com/ml-study-jams-japan/

QWIKLABSというオンライン学習プラットフォームを利用して学習します。
2019年2月ごろにVol.1があり、今回はVol.2として実施されたようです。
GW前にアナウンスがあり「ちょうどええやん」と思ったのですが、GWは別件で忙しくてできず、ようやく今頃になって取り組むことができました。
ちなみに、Vol.2には初心者向けコースと中級者向けコースがあり、私は初心者向けコースをやってみました。

コース内容

初心者向けコースには以下の6つのプログラムがあり、一通りやってみました。

  • BQML で分類モデルを使用して訪問者の購入を予測する(日本語)
  • BigQuery ML 予測モデルによるタクシー運賃の予測(日本語)
  • Google Cloud Speech API: Qwik Start(日本語)
  • Cloud Natural Language API: Qwik Start(日本語)
  • Speech to Text Transcription with the Cloud Speech API(英語)
  • Entity and Sentiment Analysis with the Natural Language API(英語)

やってみてわかったのですが
Google Cloud Speech API: Qwik Start(日本語)と
Speech to Text Transcription with the Cloud Speech API(英語)は
ほぼ日本語と英語の違いだけなので両方やる必要はないです。
Cloud Natural Language API: Qwik Start(日本語)と
Entity and Sentiment Analysis with the Natural Language API(英語)も
どちらかだけ(できれば英語版だけ)やればいいと思います。

難易度

Google Cloud Speech API: Qwik Start(日本語)
Cloud Natural Language API: Qwik Start(日本語)
Speech to Text Transcription with the Cloud Speech API(英語)
Entity and Sentiment Analysis with the Natural Language API(英語)
上記4つはそんなに難しくないです。
「API叩くだけでこんなことができるんだ!すごいな!便利!」という感じです。

BQML で分類モデルを使用して訪問者の購入を予測する(日本語)
BigQuery ML 予測モデルによるタクシー運賃の予測(日本語)
上記2つは難しいと思いました。
ビッグデータを使って、機械学習のモデルを作成、トレーニング、評価して、実際に予測をしてみようという内容です。
課題を進めるだけならコピペして実行するだけなので難しいことはありませんが、それは学習の本質ではないと思います。
制限時間はそれぞれ約1時間なのですが、理解しながら進めようと思ったら制限時間内には終わらないと思います。

感想

思っていたより全然難しかった(汗)というのが本音です。
「機械学習の初心者向け」というよりは「機械学習はある程度わかってるけどGCPは初心者という人向け」という感じがしました。
ただ、完全に理解できなかったとしても、GCPを利用して出来ることを知るだけでも意義があると思いますし、実際に動かしてみると「できるやん」となるので、やってみることはとても大切だと思います。
今回取り組んでみて良かったと思っているので、また次回機会があれば取り組んでみることをおすすめします。

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